IE9ピン留め

あの、アジアコーヒの・・・

都島区.com地域特派員のカフェモカです!こんばんは!!

皆さん、都島区に古くから存在する「アジアコーヒ」
知ってられますか?

中島らも好き、街ネタ好き、サブカル好きの聖地とかしているマニアな(笑)
珈琲店から、これまたマニア垂涎モノの、あの”ネーポン”
年内で製造中止になってアジアコーヒからも姿を消すことになるらしいですよ!!

わたしは驚きのあまり、心臓がバクバクしちゃってます♪(笑)
ので、みなさん今のうちにネーポンの姿を拝みに行きましょうね。


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~と言うことで sankei webから以下抜粋です。~


中島らもを魅了した幻の「ネーポン」が存在しているらしい

 中島らもの心を奪ったネーポン。レトロな瓶が魅力的な、みかん味の清涼飲料水

≪「とてもおいしかったと言っていいかもしれない」中島らも「西方冗土」より≫
 「あの幻の『ネーポン』がまだ存在しているらしい」


 知り合いからこの話を聞いたのは、つい先日のことだった。ネーポンといえば、ネーブルとポンカンをかけたもので、オレンジ味のする瓶入りの清涼飲料水。テレビのバラエティー番組で取り上げられて一躍有名になり、故中島らももエッセー集「西方冗土」の中で、ネーポンとの出合いについて述べている。


 西方冗土の中でネーポンが飲める店として登場するのが喫茶店「アジアコーヒ日の出通り店」。「廃業した自転車修理屋」といった趣の店で、入り口に「ネーポンあります」の張り紙がしてあるという。


 『「ネーポン」を飲んだら、そのまま外界に帰れなくなるような、そんな気がしたのである』


 かの中島もあまりの怪しさに最初は飲むことを躊躇(ちゅうちょ)している。記者も結局、飲む機会には恵まれないままアジアコーヒは閉店。それとともにネーポンもなくなったものとばかり思っていた。


 その幻がまだ存在していたとは。どこで手に入れたのか、知り合いが持ってきてくれた空き瓶には、製造元として「ツルヤ食料品研究所」と記されている。住所は神戸市兵庫区。いてもたってもいられなくなり、さっそく訪ねてみた。


 お洒落(しゃれ)な街、神戸とはまた違った古い建物が並ぶ路地にツルヤはあった。しかし、入り口は固く閉ざされている。「やはりもう製造していないのか」。あきらめかけたその時、「右側奥へお回りください」との張り紙を見つけた。


 奥へ回ってみると、古びた機械が数台置かれた20畳ほどの部屋が見えた。工場というよりまさに「研究所」だ。「ごめんください」。声を出しても返事はない。思い切って中に入ってみると、年配の女性が一人でネーポンを作っていた。


 「ネーポンだ!」。興奮のあまり思わず声が出てしまった。この女性にツルヤを訪ねた理由を話すと、ネーポンを一本開けてくれた。


 『ネーポンは細長い瓶に入ったジュースだった。コップに注ぐと、瓶の底にたまっているおりのようなものが揺れ動いた』


 確かに揺れ動くなぞの物体が見える。中島の出合いを追体験。瓶には黄色4号の文字が。少しためらっていると、「果肉が沈殿してるだけやで」と、女性がひと言。こちらの気持ちを察したかのようだ。確かに瓶には「果汁10%」とある。テレビでは粉末を溶かした飲料ではないかと茶化(ちゃか)され、ずいぶんとつらい思いをしたという。


 『よく冷えていて悪くはなかった。とてもおいしかったと言っていいかもしれない』


 中島が述べているとおりで、甘いのだが、決して嫌味はなく、本当においしかった。かつて駄菓子屋や銭湯で飲んだ懐かしい味だ。


 女性は上田安子さん(68)で、ネーポンを一人で作り続けているという。


 ツルヤがネーポンを作り始めたのは昭和38年ごろ。もともとは製菓店だったが、「安かろう悪かろう」がまかり通っていた清涼飲料水に風穴を開けようとネーポンを作り始めたらしい。瓶のデザインは多少変化したが、味は40年以上、まったく変わっていないという。ミカンの果汁を使って一本、一本ていねいに手作業で作られている。


 ちなみにネーポンは、神戸・元町と大阪・都島の喫茶店に出荷しているらしい。今度はその喫茶店を探さないとと思っていると、上田さんから衝撃的なひと言が発せられた。


 「実はネーポンの製造、年内で終わるねん」


 え? やっと見つけたのに…。どうやら、「研究所」がマンションに建て替わるため、この機会に製造をやめるらしい。


 「後を継ぐ人もおらへんし、はっきりいってもうからん商売やから…。残念な気持ちもあるけどね」。年内は注文がある限りは製造を続けるという。


 昭和の原風景が残っている幻の「研究所」。というより、幻を探し求めてツルヤを訪ねたこと自体が、幻のような気がする。


(藤原直樹)





≪おしながき≫


 西方冗土 関西人の行動や関西弁を縦横無尽、奇想天外に考察し、関西人にエールを送りつつ、ヨタを飛ばすエッセー集。


 ネーポンとの出合いはアジアコーヒで張り紙を見つけるところから始まる。一度は立ち去るのだが、その不思議な魅力には抗しがたく、再びアジアコーヒを訪ねていく…。その後のネーポンブームの火付け役となった。


【2006/07/29 大阪夕刊から】

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過去に都島区.comでも
「都島区ドットコム選出 都島区重要文化財 その1」(笑)
として取り上げられた記事を発見しましたのでこちらも見てみてくださいませ♪
アジアコーヒ

by miyakojimakucom | 2006-09-21 00:56 | 本通・中通・北通 

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